認知のゆがみ

現実に対する捉え方がすごくゆがんできた、気がする。

 

「ゆがんできた」と書くと、何かもともと正しい形(まっすぐな形)があってそれが何らかの圧力などにより歪(いびつ)に変形してしまっている、というイメージを与えるが、そういうわけではない。

 

正しい形になろうとして、自分の形がゆがんできた、ような気がするのである。

 

一度結構しんどくなって、このままいくとちょっとずっと引きずるくらい良くない状態になるかも、と思ってなんとか生活習慣もQOLも立て直して、今やっと慣れてきたかなぁ、みたいな状態にある。つまり、正常に近づきつつある。

眠れないこともほぼなくなったし、急につらくなってウッとなることもなくなったし、正常で健康なのだけど、

 

なのだけど

 

現実に対する捉えかたがひどくゆがんでしまった

 

ような気がする。

自分にとってのリアリティが、以前は(いつまでだったか、はよくわからないけど)ちゃんとあった。

色んなことに対して「そうしようと思ってそうして」いた。

 

最近は何か、大きなもの、自分ではどうにもできない大きな力に流されて、なんとか呼吸をして、溺れているような気がしてならない。

静かに溺れていて、健康で正常だから誰も、自分も気づいてなくて、そのままブクブクと沈んでいって、生きているということを忘れてしまうんじゃないだろうか、と怖くなる。

 

正常である必要があろうか。

 

頑張ることを一度、やめてしまおうか。