読書会のすすめ

2日連続ですきな本屋さんの読書会に参加してきた。他のすきな本屋さんのを合わせるともう10回以上は読書会に行ってる。

読書会王に、おれはなる。

 

読書会の何がいいかというと、

 

読書って、本に出会って、選んで、読もうと思って、読んで、自分でページをめくって読み続けて、という過程があって、能動的な行為で、その人の感情や思考の1番近くにあるものだから、だから人の内側のことを知ることができるのがおもしろい。

 

「本棚を見ればその人の精神構造がわかる」

出典は不明だけどそんなことを聞いたことがある。

 

そういうのを共有して、自分も読んだことあるのだったら嬉しくて、自分の受け取り方と相手の受け取り方を比べて、人の受け取り方をおもしろがって、自分の受け取り方をおもしろがってもらって、もう幸せ。

全然知らなかった分野の本を紹介してもらって、それについて楽しそうに話す人を見るのも、話を聞くのも幸せ。

本を起点に、何かひとつのことについて意見を交わすのも幸せ。

紹介された本を読んで、次の回に報告して、それで感想を分かち合ったりするのも。

 

それから私の場合は、読書会でみんなに話す本を本棚から引っ張り出して、みんなに話すと、その本のことを思い出して読み返して、もう一度「自分の本」になるから嬉しい。

最近だと夏目漱石草枕』や吉本ばなな『おとなになるってどんなこと?』を紹介したら読みたくなって、ああ今読めて良かった、となった。

 

そういうわけで、読書会が好き。

紹介された本まだまだ読みたくて、アーヨモーーーーってその場では思うけど全部に思ってしまってなんにも足りない。時間とか。でも本は読みたい。読まなきゃ生きてる甲斐がない。

 

今読んでていちばんおもしろい本これです。

ずっと読み進めてるけどまだ半分くらい。

時間ほしーーー

カイシャは読書休暇を年に100日付与してくれ。

荒野へ (集英社文庫)