今日のはなし050414

久しぶりの日記。

 

今日は歯医者があると思ったから7時に起きてのろのろ準備したけど、だんだん目が覚めて頭がはっきりしてくると歯医者は来週だった。

なーんだと思ってのろのろして、パン食べて、コーヒー飲んで、それでそういえば4月ももうすぐ半分が終わるから目標の見直しをして、散歩最近やってないなーと気づいて外をうろうろするなど。

 

ゆっくり、ゆっくりの朝だった。

 

カバンの中には昨日の夜参加した読書会で持って行った本が入っていたから、その中の2冊を持って好きな場所へ。河川敷、すこし丘になったところにある広いベンチ。少し仰向けに寝そべってみる。湿った生ぬるい風が吹く。

 

冬が終わったのだ、と心のなかで呟いて、冬はもうとっくに終わったのに、桜だって咲いたのに、桜が咲いて散っていくのをちゃんと何度も出向いて観測したのに、その過程を見逃さなかったのに、

冬が終わったのだ、と確かに思ったのはこのときだった。

 

緑と紫の季節が来る。

 

1時間か2時間くらいあてもなく歩いて、帰ってきてすぐくらいに雨がぽつぽつ降り出した。

 

お昼ご飯はレトルトのカレーを買ってきてごはんにかけて食べて、てきとうに野菜切ってサラダも食べた。

掃除をするつもりだったけど何にもやる気が出なかったので本を読んだ。

スーパーに買い物に行って、味噌汁の材料などを買って、帰ってきて、ひどく眠くなって、車のシートを倒して30分くらい寝た。

部屋で床とか布団とかで寝たらぜったい日が暮れるから、車の中で寝た。

あたまが重くてぐらぐらで、疲れてるんだなぁ、と思った。同時に、このくらいで疲れてて人生やっていけるのかしら、とも思う。今は制作期間ではない。結婚も子育てもしていない。

仕事は心身ともにかなりしんどいけど、でも、こんなにつかれて何にもできなくていいのは、今だけな気がしてしまって、無性に不安になった。

私って生きていける?

 

「やらなきゃいけないこと」なんて誰にもどこにもひとつもないのにね。

 

昨日年齢の10の位が変わった。

年齢のことをあんまり気にするのは野暮だけど、なんとなく、「30歳から本気だす」って思ってた。大学生くらいの頃から。

10代はエスキースで、20代は下描きと下塗りで、30代から本描き、みたいな。

 

生きる目的が人生の完成だとして、死ぬときまでに自分の人生を作品として完成させるとして、こっから描いて描いて描き込んでいくとして。

本気はずっと出してるけど、決定していくというか、カタチにしていくというか。

 

って気張ったり、焦ったり、やる気なくしたり、を繰り返して忙しいけど、偶然とか出会いとか憧れとか感謝とか、点と点がつながっていくときのワクワクとか、そういう瞬間的なやさしいあたたかいものを味わいながら出来る限りゆったり生きていきたいよな、とは思います。

ピース。

 

大丈夫でも、大丈夫じゃなくても人生は続いて行く。

正しくても、正しくなくても私は私でしかいられない。

日々とは、生きるとは、生きて行くとは、どうかどうか愛おしいものでありますように、といつも願っている。