余裕もって起きるはずだったのにぎりぎりになって歯医者。
歯医者が終わらない。もう歯医者行きとうない。再来週も歯医者。2週間に1回。
4月、新人さんなのか、すごくもたもたわたわたしていて、脱脂綿1こ取り忘れたり、先輩らしき人に教わりながらやってて口ずーっと開けさせられたり、だったけど、「焦らんでええんやで、、」と思いながら今日もおりこうに治療されてきた。
誰だって最初は新人さんなのだ。私が新人のときなんて、大学出てすぐのときなんてもう、そりゃもうぐっちゃぐちゃで、全人類をドン引きさせていた。少なくとも当時の自分は「全人類にドン引きされているに違いない・・・」と思っていた。
でも当たり前だけど、仕事にも大人にもいわゆる「社会」にも、そのうち慣れる。
できないことに見切りをつけて、できるようになりたいことを探して、そのうち、自分の日常を見つけることができる。というか、これが自分のまともな日常であると認識することができるようになる。
口をぽかーんと開けて天井を見て、天井の模様がシミュラクラ現象で、おめめ、、おくち、、、などと自分の世界に飛びながら、ふと 私はおりこうだから、心が広いから、新人さんの練習台に選ばれてるんじゃないかみたいな心の狭いことを思った。
だって気の荒いじじいだったら脱脂綿とれてなかったり口ポカーンが永遠に続いたりしたら怒鳴り散らしてしまうと思う。
なんかさ。
世の中ってそうだよな。
いや何があったわけじゃないけど。
声が大きくて、気が短くて、気に入らないとわめきちらす人がご機嫌とられて優しくされて、文句言わないでおりこうに「ええんやで、、」って言ってる人は色々頼られて、積み上げられて、「誰もやりたくないけど誰かがやらないといけない」ものをやって、
ううん。いや別になんもないけど。
なんでもないよ。
終わったら図書館に行って、また3階の歴史資料館に行って彗星の日記を読んで、いいなーと思って。今は企画で昭和の家具とかが置いてあって面白かった。無料だから何回も見てしまう。
本を返して、すこしぼーっとして、昼。
100均行ったり買い物済ませたりして、帰ってきて、洗濯を2回して、流しに放り込んでたプラスチックを洗って、もろもろリサイクルセンターに持って行って、ぼーっとして、夜。
味噌汁と、きのことウインナーをあれしたごはんと。
描きに行こうと思ってたんだよ、思ってたんだけど
ほんの一瞬なんだよ、休日
仕事の連絡めちゃくちゃ飛んで来るし。
5人から飛んできた、今日1日で。忘れそうだから一部は返した。
どうなっていっちゃうんだってばよ
ナルトになっちゃった。
おりこうなんかじゃなくていいよ。
でも、自分に恥ずかしくない生き方をしようね。
かく語りき
ツァラトゥストラは三十路で山にこもったけど、
私はこのまま街で暮らす。
三十路からの生き方の指針としてニーチェを推したい。
真似しなくていいんだけど、発狂したくないし。
真似したところで真似でしかないし。
でもそれでも、かっこいいと思ったから。
そういう強さを持って我が道をドカドカドンドコ進んでいきたいと思っている。
いまは、私、情けなく、みっともなく、弱すぎるので。
力が欲しい。
神は死んだ。
私は生きる。深淵に飲み込まれずに。
光を自分の中に見つけて生きる。